HOSPITAL FEATURES病院の特徴

WARD

病棟の特色

特殊疾患病棟 53床
2階.3階病棟

特殊疾患病棟は、長期に渡り療養が必要な重度の肢体不自由、脊髄損傷、意識障害などの重度障害、筋ジストロフィー、ALSなどの神経難病の患者様を対象とした病棟です。
人工呼吸器を使用している患者様が病棟の半数以上を占めており、気管切開、経管栄養の管理を行っています。
また、在宅からのレスパイト(休息)ケアを目的とした入院や、当院の外来受診の患者様、その他地域の在宅患者様の受け入れを行っています。

療養病棟 47床
4階病棟

急性期病院を退院された方、施設や在宅での介護が難しい方を対象に、日常生活の援助・医療処置を行う病棟です。
患者様は食事・入浴・排泄の援助が必要な方、胃ろう・経鼻胃ろうでの栄養注入が必要な方、人工呼吸器管理の方など様々です。

CARE

ケアの特色

〈積極的なリハビリテーション〉
当院では人工呼吸器装着の患者様も多く入院されていますが、患者様の個別性に応じたリハビリプログラムを検討し、離床目標を設定しています。
ALS・頸椎損傷など難病の患者様には、環境整備、福祉用具や機械類の提案・導入を行い、QOLの向上を目指します。
また、言語聴覚士(ST)による摂食・嚥下評価が行われており、患者様に適切な食事形態を選定し、経口摂取が難しい患者様でも食の楽しみを得られるよう嚥下訓練を実施しています。脳卒中などの病気によってコミュニケーションに障害のある患者様には言語訓練を行っています。

〈特殊浴槽での入浴〉
寝たきり、人工呼吸器管理中の方を含めた、全ての患者様の入浴を実施しています。
特殊浴槽(PAO)が設備されており、患者様には週に3回、温かく安楽な状態で入浴をして頂けます。

INITIATIVE

取り組み

病院感染対策

当院では感染対策に特に力を入れており、病院感染対策委員会を立ち上げ、チームメンバーが定期的に院内巡視を行っています。
また、「北九州地域感染制御チーム(KRICT)」及び「ひびき臨床微生物研究会(キューリン)」と共に地域連携による細菌学的検討を行い、院内の感染予防に努めています。

病院感染対策

研修・勉強会

研修・勉強会に対する職員の意識は高く、当院の職員なら誰でも参加できる院内研修を毎月開催し、全職員のスキルアップを図ります。

院内研修:
感染、医療安全、医療ガス、薬剤、Web研修、外部講師を招いての研修、当院職員による研修など多岐に渡り、教育委員会が主となって行います。
院外研修:
看護協会、スキンインストラクター、KRICT、認知症ケア、医師会、保健局、各種セミナー、他多くの研修会に参加しています。
病院感染対策

MEDICAL INSTITUTION

医療機関の方へ

病診連携

病診連携とは、病気の診断治療にあたって、病院と診療所がそれぞれの特徴をいかして役割分担をするという意味です。当院の病診連携(医療連携室)の役割は、かかりつけ医を主とした診療所など他の医療機関と、当院の診療機能を結んで、患者様の診断治療が円滑に行われるようにすることです。

医療連携室では、次の業務を行っています。

  • (1) 他医療機関からの入院相談受付
  • (2) 他医療機関に転院時の支援、連絡・調整
  • (3) 紹介元医療機関へのご報告の管理と送付
  • (4) 紹介・逆紹介に関するデータ管理
外観写真